ギフト&冠婚葬祭大辞典

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訪問先の近くで買ってはダメ

訪問先が遠くて、電車に何回も乗り換えて行くなどというとき、土産はたしかに荷物になる。だからといって、訪問先の近くの店で買ってすませるというのはいただけない。いかにも間に合わせで買ってきたという印象を与えるし、家の近くであれば値段も味も訪問先の家ではとっくに知っていることだってある。「今日の訪問のために真心を込めて選んだ」という気持ちの伝わる品を選ぶことが、手土産には大事なのである。相手に喜んでいただくのが、手土産、つまりギフトをあげる上でのいちばんの目的なのだから。そして、手土産を持って行くというと、どうしても甘いものを選んでしまいがちではないだろうか。ところが、あまり甘いものを好まない家庭だったり、糖尿病のおじいちゃんがいて、ふだんはできるだけ買わないようにしているなど、それぞれの家庭には事情もいろいろあるはず。結局は余らせて捨ててしまうなんてことも起こる。おつきあいの度合いによっても変わってくるが、食べ物ならお惣菜に使えそうなものなどを選ぶ。あるいは、食べ物以外の手土産の工夫があってもいいだろう。

七五三は内輪のお祝い

神社にお参りしたあとは、祖父母や親せき、ご近所などにあいさつまわりをしたり、内々でお祝いの食事をしたりするのが一般的です。昔は、お祝いの食事には尾頭つきの魚を用意したものですが、最近では子どもの好きなメニューを中心に用意するようです。また、レストランなどでお祝いする家族も増えてきています。七五三は内輪のお祝いなので、親せき以外の人がとくにお祝いを贈るしきたりはありませんが、祝いの席に招かれた場合などには、5千〜1万円くらいのお祝い金を包むこともあります。品物で贈る場合は、晴れ着に必要な小物や髪飾り、洋装にあわせたバッグやリボンなど、前もって希望の品を聞いて、用意してあげると喜ばれます。また、おもちゃや絵本、ケーキなどのお菓子など、子どもが喜びそうなものを年齢にあわせて贈るのもよいでしょう。お祝いの品は、11月中旬頃までに届けるようにします。祝儀袋やのし紙は、紅白蝶結びの水引のもので、表書きは「祝七五三」とすればどの年齢のときも使えます。基本的に特別なお返しは不要ですが、あまりに高額なお祝いをいただいたというようなときには、唯に返しをすることもあります。また、お参りのあとのあいさつまわりで、内祝いの赤飯や千歳飴などを配ることもあります。お返しをする場合は、11月の終わりまでに届けるようにしましょう。紅白蝶結びの水引のついた祝儀袋やのし紙を用います。表書きは「内祝い」とし、下段に子どもの名前を書きます。

目上には現金を贈ってもよい場合

一般には目上には現金を贈らないのですが、災害見舞いなどには現金を贈ってもかまわないのです。お見舞いの品物は、当面は衣類、食料品、日用品、生活必需品などになりますが、あとがらお見舞いする場合は、やはり現金が役立ちます。ちなみに、お返しが不要な場合は、このほかにもあります。入学、進学、就職等のお祝いに対しては、金品によるお返しは必要ありません。自分の子どもに対してもらった場合も同様です。これは、祝われた本人に収入がないからです。ただし、赤ちゃんや幼い子どものお祝いに対しては、両親がお返しをします。いずれの場合でも、礼状か電話等でお礼の気持ちを伝えることは必要です。

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